留学生の就職浪人
日本に来て、日本語学校に通い、そのあと専門学校で学んで卒業したが、就職が決まらなかった場合、どうするか?
留学ビザの在留期限がまだあるからと、専門学校を卒業したあとでも、そのままずっと留学ビザでいると、
「在留が認めらた活動をしていない」
ということで、これが3か月続くとビザ取り消しになる可能性があります。
目次
専門学校を卒業しても仕事が無い
専門学校を卒業しても、その専門学校が日本で就職できるような教育をしていれば、言い換えると、
就労系ビザの資格該当性がある仕事に就ける教育をしていれば、
就職に困ることはありません。
就職に困るというのは、今の日本では人手不足業界には若い人材はどんどん欲しいので、
就職自体はできますが、就労系ビザをとるとなると話が別、となっています。
卒業後3か月以内に仕事を見つけましょう!
期限が区切られると、できるものもできなくなることもありますが、
基本的には3か月以内に仕事について、技術・人文知識・国際業務などの
就労系ビザに変更しないと、留学ビザが無効になってしまうこともあります。
ただ、専門学校で学んだことを生かした仕事、というと限られてきますので、
特に日本語があまりうまくない留学生だと、就職がうまくいきません。
特定活動9
専門学校を卒業して、就職が決まらない場合、まずは
特定活動9
にビザを変更しておくことをお勧めします。
大学等(専門学校も)を卒業した留学生が,卒業後,「就職活動」を行うことを希望する場合
に認められる在留資格になります。1年程度は在留期間をもらえますので、
これを取っておくと安心して就職活動をすることができます。
卒業してから就職するまでの間
特定活動9を取って、就職活動をしている間、時間がたくさんあると思いますので、
この間に日本語を勉強して、日本語検定N1を取っておけば、さらに日本の会社に
就職しやすくなります。
大学を出てN1を持っていれば、それこそ特定活動13で、日本語を使う仕事なら
何でも就けますので、N1を持つメリットは絶大です。
専門学校卒業生でも、ビジネス系専門学校だと、技術・人文知識・国際業務の資格に
合致する仕事内容でないとまずいですが、そのような仕事だと要は事務仕事ですので、
日本語能力が求められます。
その場合、日本語検定N1を持っていれば、就職もしやすくなるでしょう。
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