2020.04.17起業・経営・補助金

商工会議所の「小規模事業者持続化補助金」

目次

• ○  自社を知ってもらうための活動にはお金がかかる
• ○  小規模事業者を支援する「小規模事業者持続化補助金」とは
• ・● どんな補助金？
• ・● 対象となる経費
• ○  採択される事業計画のポイント
• ○  こんな方におすすめの補助金です
• ○  専門家に相談しながら進めるのがおすすめです
• ○  【まとめ】小規模事業者持続化補助金は、創業期の力強い味方です
• ○  ご相談・申請サポートはこちらまで

自社を知ってもらうための活動にはお金がかかる

会社を設立して、まず取り組むべきことは「認知度の向上」です。そのためには、以下のような販路開拓活動が不可欠です。

・広告・宣伝をしよう
SNS広告、リスティング広告、チラシやフリーペーパーなど

・展示会に出展しよう
業界見本市などでバイヤーや一般消費者に直接アプローチ

・ネットショップを作ろう
ECサイトを通じて全国に販路を拡大

・会社の顔としてのホームページを作ろう
信頼感と情報発信力を高めるためのツール

・地道に近所にポスティング広告をしよう
地域密着型の訴求には根強い効果

しかし、これらの取り組みを行うには当然「資金」が必要です。創業間もない時期にまとまった広報費や設備投資を捻出するのは、簡単なことではありません。

小規模事業者を支援する「小規模事業者持続化補助金」とは

このような販路開拓を支援するために国が用意しているのが、「小規模事業者持続化補助金（以下、持続化補助金）」です。

● どんな補助金？

・補助対象：
小規模事業者等（常時使用する従業員が5名以下の商業・サービス業、または20名以下の製造業など）

・補助上限額：
通常枠で最大50万円（特例あり：最大200万円まで拡大される場合あり）

・補助率：
3分の2（つまり、75万円の事業に対して50万円まで補助）

● 対象となる経費

持続化補助金の素晴らしい点は、対象経費が非常に広いことです。

・チラシやパンフレットの作成・配布費用
・ホームページ作成費用（新規・リニューアル）
・ネットショップ開設費用
・展示会出展費用（出展料、装飾費など）
・看板設置費用
・SNS運用の外注費用
・新商品開発に係る試作品制作費　など

つまり、「売上を伸ばすための取り組み」であれば、非常に広範な活動が対象となりうるのです。

採択される事業計画のポイント

持続化補助金では、事業計画書の内容が審査の決め手です。審査では、次のような視点が見られます。

・課題分析と解決方法が明確か
・補助事業が売上アップにつながるか
・経費の使い方が合理的か
・持続的に発展できる事業か

そのため、単に「広告したい」「展示会に出たい」だけでなく、「なぜその手段を選ぶのか」「どのような効果を期待するのか」を論理的に説明する必要があります。

こんな方におすすめの補助金です

・会社を設立したばかりで、認知度を高めたい方
・限られた資金の中で最大限の販促をしたい方
・ホームページやECサイトを立ち上げたい方
・チラシやSNS広告で地域にアプローチしたい方
・展示会やイベントに出展して販路を広げたい方

専門家に相談しながら進めるのがおすすめです

補助金の申請書類は一見シンプルに見えますが、実際に作成してみると意外と難しいものです。採択率を高めるには、事業内容や戦略を的確に言語化し、審査員に「この事業は応援したい」と思わせる必要があります。

行政書士や補助金コンサルタントといった専門家に相談しながら準備を進めることで、書類の完成度が高まり、採択の可能性も大きくなります。

【まとめ】小規模事業者持続化補助金は、創業期の力強い味方です

創業したばかりの事業者にとって、広告宣伝・ホームページ・展示会などの販路開拓は最優先事項です。しかし、それを実現するにはまとまった資金が必要になります。

「小規模事業者持続化補助金」は、そのような販路開拓に要する経費の3分の2、最大50万円までを補助してくれる非常に心強い制度です、活用しない手はありません。

ご相談・申請サポートはこちらまで

補助金の申請をお考えの方は、ぜひ一度、当事務所にご相談ください。初回相談は無料です。

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電話番号：03-3552-6332
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