大学を出て、就労ビザ
大学を出て、就労系ビザを取ろうとすれば、技術・人文知識・国際業務が常道です。
就職先の仕事は、大学で学んだことを生かした仕事でないと技術・人文知識・国際業務の
許可は出ませんが、どのような学部・学科を出ても技術・人文知識・国際業務の
資格該当性(許可が出やすい)があるのが、国際業務です。
目次
日本の大学を出たのだから
日本に留学に来て、日本語学校を出て、大学に入り苦労して勉強して、卒業したあとは日本で働きたいとは誰しも思う事だと思います。
理系でしたら、日本人の学生でも大学での専攻に関係した仕事に就くことが多いですが、文系の場合でしたらなかなかそうはいきません。
文系の大学だと
文系の大学、とくに文学部系統を卒業したら、大学で専攻した仕事に就くことは難しくなります。
出版社・マスコミなどに就職できたら良いのですが、この業界は人気なので就職は大変です。
技術・人文知識・国際業務のビザの場合、国際業務を行う・通訳を行うという仕事ならば、
大学での専攻は問われません。
ということは、日本の大学を出たら国際業務を行っている会社を目指せば、技術・人文知識・国際業務の
ビザで日本で働くことができます。
国際業務を行っている会社
国際業務というと、まずは貿易を行っている会社があります。
商社がまさしくそうですが、その他メーカー・アパレル、いろいろとあります。
このような会社で国際業務部門で採用してくれば、技術・人文知識・国際業務の
要件は十分満たします。
また、運送関係もそうです。船会社、航空貨物会社、海上貨物会社などです。
日本通運・山九・上組みたいな大会社もありますが、社員10人~50人程度の
会社が日本にはたくさんあります。
国際運送は一見とっかかりづらい仕事ですが、一度このような会社に入って仕事を覚えれば、
そこそこツブシの利く(有能な)人材になることができます。
インバウンド観光業界
この頃の外国人観光客の増大で、インバウンド観光業界も盛り上がっています。
こちらも通訳・翻訳という技術・人文知識・国際業務の要件を満たした仕事ですので、
この業界に入れば日本で働くことができます。
外国人観光客相手の販売の仕事や、ホテル、旅行会社などがあります。
以前でしたらこのような会社での通訳・翻訳業務など限られていましたが、
今は外国人観光客のおかげで、この業界でも外国人が働くことができるようになりました。
シェアする